<阪神2-0ロッテ>◇27日◇甲子園

 ロッテ涌井には、この日も援護がなかった。最速は149キロを記録し、8回を2失点で完投した。しかし、味方打線は1点も奪えず、リーグワーストタイの6敗目を喫した。「石川とかは0点で粘っているから点を取ってもらえている。まずは0に抑えることだと思います」。泣き言は言わない。だが、ここまで64回で援護は13点。1試合あたり1・83点では好投も報われない。

 キャプテンの鈴木が「その辺は申し訳なく思う」と気遣い、井口も「テンポが悪いわけでもないのに…」と首をひねる。ただ、この日のように好投手との投げ合いが多いことが、援護点の少なさに表れてしまっている。伊東監督は「ワクは良かったですけどね。今日は完敗です。思ったよりも向こうが良かった」と潔く負けを認めた。連勝は6でストップ。次こそは、勝てる投球を披露したい。