<中日0-3オリックス>◇29日◇ナゴヤドーム

 オリックスが“完封返し”だ。前日は0-1で中日に敗れたが、この日はリベンジ。連敗を2で止め、ナゴヤドームの連敗も5でストップ。01年以来、5月を首位で通過することも決まった。「しぶとかったね。どれだけ耐えられるかだったが、選手がそれぞれの役割をしっかり果たしてくれた」。森脇浩司監督(53)も納得の試合運びだった。

 先発東明大貴投手(24)が6回に打球を右腕に受け途中交代するアクシデントで、急きょ中山慎也投手(32)がリリーフ。1死二塁から森野、和田の主軸を打ち取り、無失点で切り抜ける役目を完遂し、2年ぶりの白星も手にした。7回からは馬原、佐藤達、平野佳の必勝継投で締め、2安打完封リレーを完成させた。

 打線も終盤にバスター安打で好機を広げ、7回1死満塁からヘルマンの内野ゴロで決勝点を挙げるしぶとさを見せた。指揮官は「うちの生命線はチームバッティング。昨秋から取り組んできて、少しずつ精度が上がっている」と頼もしげに振り返った。

 5月は4連敗スタートだったが、巻き返して13勝10敗とし、月間勝ち越しも決めた。気分よく地元に戻り、31日から本拠地で巨人を迎え撃つ。【高垣誠】