<ソフトバンク13-5巨人>◇4日◇ヤフオクドーム
巨人内海哲也投手(32)が左肩違和感で戦線離脱した。4日のソフトバンク戦で予告先発となっていたが、試合当日の朝に同箇所の異変を訴えて先発を回避。緊急帰京して病院へ向かった。エースを失ったチームは前日に中継ぎ登板した阿南を緊急先発させたが、投手陣が総崩れで今季最多の13失点で大敗した。内海は今日5日に出場選手登録を抹消される。
内海の姿は球場にはなかった。試合当日の朝になって左肩の違和感を訴えた。原監督とも話し合い、先発回避が決定。チームから離脱して帰京し、その足で病院へ向かった。今日5日に出場選手登録を抹消される。原監督は「彼の次の役割は早く治すこと」と1日も早い復帰へ切り替えた。
内海は今季は開幕から9戦目まで白星に見放され、5連敗を喫して苦しみ抜いた。だが前回登板の5月29日の楽天戦(東京ドーム)で7回無失点の好投を見せ、10戦目にして待望の初勝利を挙げたばかり。エースとして本格復調を期待されたが、まさかのアクシデントに襲われた。
内海の代役に前日3日の試合で中継ぎ登板した阿南を立てた。だが初回2死から四球、李大浩の2ランで主導権を明け渡した。2回の攻撃で阿南に早くも代打横川を送り、走者一掃の適時二塁打で逆転に成功も、2番手福田が投手の摂津に四球を与えるなど、2回2/3を6失点。片岡、セペダを早々に代えて持ち駒をフル回転させたが、残る中継ぎ投手陣も崩れ、結局今季ワーストの13失点を喫した。
故障に強いエース左腕が異変を覚える状況で、慎重に回復具合を見極める必要がある。菅野、杉内、大竹の先発ローテに新たな人員を加えて再編成を強いられる。5月25日の日本ハム戦で今季初先発初勝利を挙げた小山、キャンプでの右肩痛から2軍で先発復帰した沢村らが候補となる。苦しい台所事情を、総力を結集してカバーするしかない。原監督も「ブルペン陣、投手コーチを含め、知恵の出しどころ。謙虚に受け止めて、明日からの教訓にする」と切り替えた。【広重竜太郎】
▼巨人の先発は予告されていた内海から阿南に変更。セ・リーグでは12年に予告先発が導入されたが、変更は今年5月7日に中日が川上から浜田に代わって以来4度目(両リーグ31度目)。巨人では初めて。阿南の先発は13年10月1日ヤクルト戦以来、プロ2度目。



