<ヤクルト6-9ソフトバンク>◇20日◇神宮
交流戦史上「最高打線」で逆転Vの活路を開く。ソフトバンクが2戦連続2桁となる18安打9得点とヤクルトをめった打ちし、2連勝した。
3回に打者11人で8長短打をぶっ放し7点を先制した。柳田悠岐外野手(25)が「しっかり見極めができている」と古野の高めをたたき、左翼線への2点先制二塁打で勢いをつけ、ここから6連打。「昨日(19日)はあんまり良くなかったんで、いい場面で打てて良かった」。試合前、野球の発展に寄与した先人たちの歩みを学ぶため野球殿堂博物館を訪れた。柳田はレリーフ像に刻まれた偉人たちに刺激を受けた。
「自分は野球が下手だし殿堂入りは無理。もうすぐ26歳だし伸びしろがないでしょ。でも、ちょっとでもうまくなって記憶に残る選手になりたい」。姿勢は謙虚でも、交流戦打率は3割9分5厘で堂々のトップ。チームも交流戦22試合で2桁安打を15度数え、チーム打率は3割3厘に達した。06年にヤクルトが記録した交流戦記録、3割1厘を更新する可能性が高まった。
今日21日から巨人と2連戦。連勝すれば無条件で2度目の連覇となる。いい形で交流戦を締めくくりたいか。報道陣からそう聞かれた秋山監督は「何言ってんだ。締めくくりじゃない」とぴしゃり。まだ日本一奪回への道中なのである。【押谷謙爾】
◆交流戦優勝の行方
巨人はあと1勝で2年ぶり2度目の優勝が決まる。1勝1敗で最終勝率6割6分7厘がオリックスと並んでも、規定により直接対戦で3勝1敗と勝ち越した巨人が上位。ソフトバンクは巨人に○○か、○△でもオリックスがヤクルトに○○以外なら2年連続5度目の優勝となる。オリックスのV条件はヤクルトに○○、さらにソフトバンクが巨人に○△となるケースだけ。




