巨人は台風にも泰然自若と構える。7日、DeNA戦(8、9日)のために那覇入り。だが非常に大型で強い台風8号が接近しているため、午後5時に早々に今日8日の一戦が中止となることが決定した。チームは当初予定より、約5時間も移動便を前倒しして午前9時半に東京を出発し、万全を期した。原監督は「本来なら(東京で)ゆっくり休みたいのが本音だが、沖縄のファンが待ってくれている。そのために早めに準備して移動した。人事を尽くして天命を待つだな」と冷静に話した。
先発ローテも悠然と変更した。8日の先発予定だった菅野は明日9日にスライド。9日に左肩の炎症から約1カ月ぶりに復帰予定だった内海は、阪神3連戦(11~13日)に配置転換される。内海の復帰に伴い、出場選手登録を1枠空ける必要がある。好調な現有戦力のバランスを1日でも長く維持するために、エース左腕を週の後半へと移した。
移動時には少しハプニングもあった。那覇空港に着陸する目前に、滑走路に落下物が発見されて、上空で待機となった。約20分間、旋回して結局30分遅れで着陸した。ベテラン井端は「飛行機に3時間ぐらい乗っていたね。まぁ、仕方ない。中止も早く決まって、寝るしかないな」と笑った。夕方には宮古島地方に暴風波浪の「特別警報」が出され、チームも深夜までの外出を控えるように通達された。嵐の前に、王者がドッシリと腰を据えた。【広重竜太郎】




