右肘手術から再起を期す中日吉見一起投手(29)が1年2カ月ぶりに1軍登板する。8日ヤクルト戦を控え、神宮室内に隣接するグラウンドで練習。傾斜のない芝生の上で捕手を座らせて投球練習をするなど、緊張感たっぷりだった。いつも明るい右腕も「今日はすみません」とピリピリ。本番モードに切り替わった。

 神宮球場は昨年5月7日に右肘を痛めて5回途中で降板し、その後1軍に戻れなかった因縁のマウンド。一昨年から4戦4敗中で、通算2勝5敗と苦手でもある。ただ、任された試合は前半戦のヤマ場と言える9連戦の初戦。その意味は十分に理解している。さらに球宴前最終カードとなる14日からの阪神戦にも登板濃厚。フル回転で救世主になる。