好調な阪神マウロ・ゴメス内野手(29)が苦手な広島投手陣も打ち崩す。リーグ戦再開後、32打数11安打と打率3割4分4厘をマーク。右肩上がりの4番は、5連勝と勢いに乗るチームを、ゴメスの一打でさらに上昇気流に乗せる。

 「あまり意識せずに、打てるボールを待って強く捉えることを考えたい」

 今日8日からの対戦相手、広島とはここまで相性が悪い。8試合を消化し、打率は2割1分9厘。セ・リーグ5球団の中で、最も打率が低い相手だ。得意とするヤクルトとは打率4割1分5厘。数字では2割ほど違うが、3本塁打をマーク。セ5球団の中で最も広島から打っている。きょう対戦するルーキー大瀬良からは5月1日、甲子園で完封阻止の一撃を見舞っているだけに、苦手意識はないはずだ。

 現在、広島の4番エルドレッドと打点王争いを展開する。エルドレッドは75打点、ゴメスは次いで66打点だ。交流戦が明けても快音を響かせているゴメスに、9打点差は決して遠くない。

 7月に入り4試合で2本のアーチ。「調子がいいので続けていきたい」と表情明るく語った。後半戦、そして優勝争いへとつながる9連戦にも「大丈夫!

 頑張ります」と力強く応えた。主砲がここで1発、甲子園でも夏の風物詩・大きな花火を打ち上げる。【宮崎えり子】

 ▼ゴメスの広島戦対戦打率2割1分9厘は、リーグ戦ワーストの数字。出塁率2割6分5厘も対セ最低となっている。今日8日対戦する対大瀬良こそ2割8分6厘(7打数2安打)1本塁打ながら、9日先発予定の九里には4打数ノーヒット(前田とは対戦なし)。3・1打席に1三振しており(34打席で11三振)と、対リーグ最悪のペースで三振を重ねている。