「神様」は来季も健在だ。阪神の関本賢太郎内野手(35)が19日、2度目の国内フリーエージェント(FA)権を取得した。中日16回戦の試合前に「シーズン中なので今は何も考えていません。12年間、1軍にいることに驚きを感じている」と話すにとどめた。10年オフには初取得したFA権を行使し、3年契約で残留した。

 18年目の今季は、主に代打として打率3割3厘を残すなど活躍している。和田監督が「とっておき」と評する勝負強さで、7月13日巨人戦では代打逆転満塁本塁打も放った。既に球団とは17日までの横浜遠征中に会談し、高野球団本部長は「シーズンが終わってからしっかり話し合います」と説明。「来季も必要な戦力」の問いに「もちろんです」とうなずいた。