<巨人4-1中日>◇23日◇東京ドーム
大竹なんて大キライ!
そんな悲鳴が聞こえそうな完敗だ。中日がまたも巨人大竹を打てず、散発3安打負け。今季対戦成績は1勝後、無惨な6連敗となった。チームは3度目の5連敗とトンネルの出口が見えず、借金は最多タイの6。DeNAが敗れて5位後退は何とか免れたが、ブービーも時間の問題かと思わせる急降下だ。
転がる坂道に終点が見えない。この日も巨人に完敗して5連敗。DeNAの逆転負けで辛くも5位後退は免れた。だが借金は5月20日以来、3カ月ぶりに最多タイの6まで膨らんだ。「今が一番厳しい時期か」と問われた谷繁元信兼任監督(43)は、「そうですね…」と唇をかむしかなかった。
またも大竹にやられた。初回にルナのソロで先制したがそれが最初で最後の得点。わずか3安打で完投を許した。大竹とは今季7カードすべてで対戦し、初戦こそ勝ったが以後6連敗。昨年までの広島時代は14勝14敗だった右腕を、完全な天敵にしてしまった。
「6敗目でしょ?」。指揮官も分かっていた。「ただ内容は悪くない。いい当たりが正面に飛んだり…。完全にやられている感じはしない。でも1人の投手に6敗は防がないと」。この日も安打性を中堅橋本に好捕されるなど運もなかった。チームの巨人戦も6勝14敗の大負けだが、苦手右腕の存在が対戦成績に直結してしまっている。
「この状況を自分も含めてどう感じて、どう考えてやっていくか」。自問自答するように歩く監督の表情は厳しかった。巨人とは9月の名古屋でラスト対決があるが、大竹にカモられっ放しで終わるのか。そして今日24日は、今季2勝9敗と苦手東京ドームでのレギュラーシーズン最終戦。ついに4位からも落ち、ワーストの6連敗&借金7の屈辱にまみれるのか。「何とかしないといけない」。指揮官の思いは1つ。勝つしかない!【松井清員】



