巨人杉内俊哉投手(33)が25日、阪神メッセンジャーに投打での雪辱を誓った。今日26日から東京ドームで行われる阪神との首位攻防3連戦の初戦に先発する。阪神戦は今季6試合目の先発で、メッセンジャーとは5度目。「打者メッセ」には通算9打数3安打と打ち込まれ、「投手メッセ」には0勝2敗。天敵として立ちはだかる助っ人右腕を封じて、初戦を奪い取る。
マートンでも、ゴメスでもなかった。巨人杉内はメッセンジャーとの対戦を問われ、不敵に笑って、語気を強めた。川崎市のジャイアンツ球場での練習後、「要注意やね。いいバッターですから」。自身、メッセンジャーとは5度目の対戦だが、直近の2戦は「打者メッセンジャー」の一打が得点に絡んだ。川口投手総合コーチは「打者メッセンジャーをどう抑えるか。全てはそこ」と警戒心を強めた。通算9打数3安打。天敵封じが、勝利のカギを握る。
マウンドでの雪辱は当然だが、打席でも、静かに闘志を燃やす。対メッセンジャーは通算7打数1安打1三振。もともと打撃は好きな方で、ボールに食らいつきながら、コンパクトなスイングで今季は4安打をマーク。阪神能見、西武牧田、オリックス・ディクソンからと、各チームの主力から打った。「打てるもんなら、もちろん打ちたいです」。本業はマウンドだが、打者としても、全力を尽くす。
阪神打線を抑えるポイントは、意外にも、下位打線への対策が肝だった。過去5戦は、ゴメスを11打数無安打、鳥谷を13打数無安打に抑え込んだ。一方で、マートンに12打数4安打、新井良には7打数3安打。被打率は1割8分9厘でも、対戦成績が1勝2敗なのは、メッセンジャーを含め、5番から下位打線、伏兵の一打が勝敗を分けたからだった。「ここで勝ち越せば大きいですし、まずは自分がいいピッチングをすること」。初戦を取って、一気に乗る。【久保賢吾】



