開幕から2軍調整が続く中日山本昌投手(49)が1軍切符をかけて今日26日のウエスタン・リーグ、オリックス戦に先発する。ナゴヤドームで行われる親子ゲームには谷繁兼任監督ら1軍首脳陣も集結する見込みで、昇格アピールには絶好の舞台。5イニング程度を投げる予定だ。

 ペナントレースはあと30試合。ラストチャンスの雰囲気も漂う。春先に調子を落としたこともあり、何度かあった昇格チャンスを逃した。アピールの場となる2軍戦も、もう残りはわずか。最大のチャンスで1軍昇格を決められなければ、3年ぶり登板ゼロも現実味を帯びる。そうなれば、最年長登板&最年長勝利も今年はお預けだ。

 首脳陣は49歳の底力に期待を寄せる。視察予定の友利投手コーチは「今度こそはというのはある。台所事情は穴だらけなんだから」と言葉に力を込めた。19日は6連戦の初戦を任された朝倉が2回5失点KOで2軍落ち。守護神岩瀬やエース吉見も2軍調整中と投手陣は火の車状態だ。首位巨人と8・5ゲーム差と追い込まれた竜には、レジェンドの力が必要だ。

 休日返上でナゴヤ球場に現れた大ベテランは目を輝かせた。ナゴヤドーム登板はオープン戦以来、5カ月ぶり。2軍戦とはいえ、久々の本拠地にテンションは上がる。「まだ上位は詰まっているし、後半戦強いのがドラゴンズ。貢献したいし、力になりたい。やる気満々です」。午前10時20分開始の試合。首脳陣が目の覚めるような投球を見せる。【桝井聡】