<楽天2-3ソフトバンク>◇29日◇コボスタ宮城

 楽天則本昂大投手(23)の力投は報われなかった。自己最多138球で9回を投げ抜き8安打2失点にまとめたが、援護も2点のみ。打線はソフトバンク飯田に対し4度も得点圏に走者を進めながら、5回まで0に抑えられた。最後は延長10回にファルケンボーグが勝ち越されたが、星野仙一監督(67)の不満の矛先は打線に向いた。「点を取らないといけない。こんな打線じゃ、どうしようもない」と12残塁を嘆いた。