<セCSファーストステージ:阪神0-0広島>◇第2戦◇12日◇甲子園
広島は今季限りで辞任する野村謙二郎監督(48)の後任として緒方孝市野手総合コーチ(45)に就任要請する方針であることが12日、分かった。CSファーストステージで敗退し、今季の全日程が終了。球団側が近日中に就任要請する見込みだ。
緒方コーチは現役時代、走攻守の3拍子そろった外野手として活躍。カープひと筋で23年間の現役を終えた。08年にコーチ兼任選手となってからは首脳陣として6年間チームをまとめ、今季は野手総合コーチとして野村監督を支えた。カープ野球の神髄を知り、指揮官の帝王学も学んできた。来季は24年ぶりのV奪回を狙える戦力が整っているだけに、球団幹部は戦力を柔軟に使い分ける能力に期待している。
緒方コーチは終戦後、就任要請については「正式な話は聞いていない」と前置きした上で、「(野村)監督の横で見させてもらって、勝負の姿勢、采配はすごく勉強になった。いろいろ経験させてもらって、(チームに)貢献したいという気持ちはある」と力を込めた。明日14日に球団側とコーチ陣の面談があり、近日中に就任要請されることになりそうだ。
◆緒方孝市(おがた・こういち)1968年(昭43)12月25日、佐賀県生まれ。鳥栖から86年ドラフト3位で広島入団。95~99年ゴールデングラブ賞、95~97年盗塁王。99年には3割30本塁打をクリアと俊足強打の外野手。09年現役引退。通算1808試合、1506安打、241本塁打、725打点、268盗塁、打率2割8分2厘。10年から広島コーチ。現役時代は181センチ、80キロ。右投げ右打ち。妻はタレントの緒方かな子。




