オリックス森脇浩司監督(54)が13日、不吉なデータ打破に自信を見せた。07年から始まったパ・リーグのCSファーストステージで、初戦に負けてステージを突破したチームは過去7度で1チームもない。しかし、指揮官はソフトバンク在籍の06年に、プレーオフという名称だった時代の第1ステージで、初戦負けからの逆転突破を経験している。「それも縁かも知れないね。あのときの試合も、いい試合だったよ」と笑って振り返った。
当時は、チーフ兼内野守備走塁コーチだったが王監督(現球団会長)の病気療養を受けて7月初めから監督代行を務めた。リーグ戦は3位で、2位西武とのプレーオフ。初戦にエース斉藤和を立てて0-1で落とした。だが敵地での劣勢をものともせず第2、3戦に連勝し見事逆転でステージを突破した(第2ステージで日本ハムに敗戦)。
今回も、初戦をエース金子で落としたが、第2戦はT-岡田の逆転3ランで劇的勝利を収めた。機運は高まっている。
この日予定されていた日本ハムとの第3戦は、台風接近のため、ドーム球場ながら午前9時に中止が決定、今日14日に延期となった。選手たちは京セラドーム大阪で練習を行い、決戦に備えた。「1日空くことで中継ぎも一息つけるからいいんじゃないか」と、指揮官は前向きに受け止めた。
14日に勝ち、逆転突破すると、試合当日の15日に福岡に移動してソフトバンクとのファイナルステージが始まる。過酷な日程となるが、恐れるものはない。思い切りぶつかるだけだ。【高垣誠】
▼ドーム球場の中止は昨年9月16日の西武-ロッテ戦(西武ドーム。台風の影響)以来。京セラドーム大阪では01年8月21日近鉄-オリックス戦、04年9月7日近鉄-西武戦(ともに台風の影響)に次いで3度目。ポストシーズンのドーム球場では04年10月20日、西武-中日の日本シリーズ第4戦(西武ドーム)が台風のため順延されている。
▼パ・リーグのCSファーストステージ勝者は、15日からヤフオクドームでソフトバンクとファイナルステージを戦う。CSで次のステージとの間に移動日なしは今回が初めて。



