日本ハムのルイス・メンドーサ投手(30)が古巣の旋風を追い風に、大一番へ臨む。今日14日のCSファーストステージ第3戦(京セラドーム大阪)に先発する。台風19号の影響で1日スライド登板となるが、13日に決戦の地で最終調整を終えた。昨季まで4年間在籍したロイヤルズが米大リーグのポストシーズンで快進撃。元チームメートの奮闘を刺激に、CS初登板初白星で、ソフトバンクが待つ明日15日開幕のファイナルステージ(ヤフオクドーム)進出を狙う。
屈託のない笑顔が、自信の表れだ。メンドーサが沸き上がる興奮を抑えきれず、思わず声のトーンを上げた。「プレッシャーがかかっているのが、すごい好きなんだ」。ギョッとする報道陣に笑いかけた。先発予定だったオリックスとのファーストステージ第3戦が、台風接近の影響で順延された。今日14日にスライド登板するがアクシデントにも動じず、むしろ歓迎ムード。「体の状態は100%。打線が打てるようにスムーズな投球をしたいね」と、万全の状態で臨む準備は出来た。
追い風を受けている。昨季まで4年間所属し、青木らが在籍するロ軍がワイルドカードゲームから勝ち上がり13日までにポストシーズン6連勝中。延長サヨナラ勝ちなど劇的な白星を重ね、85年以来のワールドシリーズに向けて快進撃を続けている。「毎試合チェックして応援しているよ。元チームメートも頑張っているし、僕も頑張れる」。12年に先発に定着し8勝をマーク。当時は若手のホープだった捕手ペレスが正捕手になり、奮闘している姿に力をもらっている。
アドバンテージがある。メジャーではスライド登板は日常茶飯事。順応力は日本人投手よりも高く、相手先発の西よりも混乱はなさそうだ。栗山監督は「問題ない。(スライド以外は)全然考えていない」と全幅の信頼を寄せている。メンドーサは明日15日開幕のソフトバンクとのファイナルステージ行きを託され、気合十分。「大事な試合で使ってくれるのは信頼を感じる。監督の期待に応えたい」と、高まる思いを白星に変える。【田中彩友美】



