巨人スコット・マシソン投手、ホセ・ロペス内野手(ともに30)、クリス・セドン投手(31)が19日、帰国した。2年契約で来季の契約を残すマシソンは今季30セーブを挙げる一方で防御率3・58と安定感に欠いた。「直球、スライダーだけでは打者に読まれる。(終盤に使い始めた)フォークとオフには投げるチェンジアップ、カーブを使えるようにしたい」とレベルアップを誓った。

 2年目のロペスはチームトップの22本塁打を放ったが、打率は2割4分3厘と物足りなかった。来季の去就は戦力構想次第で未定。「巨人でプレーする望みがかなわなければ、日本の他球団でプレーしたい意向もある」と話した。

 また打率3割1分9厘のレスリー・アンダーソン外野手(32)は残留濃厚。キューバ人選手の日本球界獲得解禁の1号となったフレデリク・セペダ外野手(34)はキューバ市場の情勢を踏まえて検討する。セドンは退団が濃厚だ。