楽天が今オフの外国人補強にオリックスのウィリー・モー・ペーニャ外野手(32)をリストの最上位に置き、獲得調査を進めていることが25日、分かった。球団幹部によると「右の大砲というのは補強ポイントであるのは間違いない。オリックス退団となれば、もちろん調査する」と話した。

 今季はメジャー通算150本塁打のユーキリスを獲得するも、5月に左足かかとの故障で帰国。その後もボウカー、ラッツ、エバンスと補強を進めたが、中軸として固定できず、得点力不足に悩まされた。ジョーンズも四球こそ多いが、打率2割2分1厘と肝心な場面で凡退が多く、去就は不透明。140試合に出場し、32本塁打90打点と成績を残したペーニャはリスクの少ない補強になると判断した。今後オリックスとの交渉がまとまらず、退団が決定した場合に備えていく。