阪神が獲得調査を行っているのが中島裕之内野手(32)だ。

 10月30日、米大リーグ選手会からFAとなった選手が発表され、中島はアスレチックスからFAになった。鳥谷の海外FA権行使が確実となり、不動の遊撃手の流出危機に直面している猛虎にとっては今オフ、絶対に獲得したい選手だ。国内複数球団が獲得に乗り出すことが予想され、争奪戦は必至だが、球団は早くから水面下で準備を進めてきた。掛布氏の「31」、金本氏の「6」とレジェンド級OBの背番号を用意するなど、交渉解禁となれば、最大限の条件でアタックする方針だ。