オリックスがアスレチックスからフリーエージェント(FA)となった中島裕之内野手(32)の獲得が濃厚になっていることが分かった。

 オリックスは今オフ、積極的に補強を進めている。

 日本ハムからFA宣言した10年打点王の小谷野栄一内野手を獲得。2日に自由契約選手として公示された広島バリントン投手とDeNAブランコ内野手のオリックス入りも有力となっている。ブランコは中日時代の09年に本塁打王と打点王、DeNAでも13年に首位打者と打点王を獲得し、日本通算169本塁打。バリントンは広島時代に通算40勝と、2人とも実績は十分。

 他にドラフトで9選手を指名し、11月には桑原との交換トレードで阪神から白仁田寛和投手が加入、中日を自由契約となった田中大輔捕手の獲得も発表している。

 これでFA宣言しているエース金子が残留すれば、確実に来季優勝を狙えるチームになりそうだ。