ソフトバンク森唯斗投手(22)が球団新記録となる72試合以上の登板を来季の目標に掲げた。

 「来年は今年以上は投げたい。摂津さんの70はやっぱりすごいと思う。抜けるものなら抜きたいですね」

 森は昨年、三菱自動車倉敷オーシャンズからドラフト2位で入団。プロ1年目の今季は5月に1軍に昇格後、中継ぎとして58試合に登板し、4勝1敗20ホールド、防御率2・33の成績を収めた。ソフトバンクでは摂津が10年にマークした71試合登板が球団記録。来季はまだ先発かリリーフかは決まっていないが、リリーフなら摂津超えを目指す。

 2年目のジンクスの不安も払拭(ふっしょく)する。「(相手チームに)データは取られると思うので、直球のキレ、変化球のキレを上げていきたい。周りからもジンクスのことは言われているが、全然気にしていない。壁にぶち当たったら考えたい」と前向きだ。

 将来的には守護神の座も狙っていく。「目指すのは一番後ろ。まだ1度も投げたことはないが、いずれ投げられるように頑張りたい」。7日はイオンモール福岡で行われたトークイベントに参加し、集まった約400人のファンを沸かせた森。救援での起用となれば、来季も勝利の方程式の一員として1年間フル稼働し、球団の歴史に名を刻む。【福岡吉央】

 ▼ホークス投手の年間登板数70試合以上を達成したのは摂津1人。09年に球団史上初めて70試合に登板し、10年には71試合で自身の記録を更新。なおパ・リーグ最多は61年稲尾和久(西鉄)の78試合。プロ野球最多は07年久保田智之(阪神)の90試合。