ソフトバンク松田宣浩内野手(31)がタイトルリレーをつなぐ。8日、ハワイ優勝旅行に出発する福岡空港で来季の目標に「180安打での最多安打タイトル取り」を明言。5泊7日のV旅行に、内川と元気に手を振りながら旅立った。
来年もV旅行へ行くために設定した「180安打」だ。「試合に出れば180本は打てる。四球の少ない打者なので、ヒットを打てば打率が上がる。ヒットの数にこだわっていきたい」。今季は打率3割1厘ながら、右手人さし指の骨折もあり101試合しか出場できず、118安打。プロ9年で一番安打を放ったのはフル出場した昨年の163本。さらに量産する手ごたえはつかんでいる。
「全方向に打ち返せることを常に意識している。(11月の日米野球でも)右に打てた。感覚は外角に来たらバットを下にパッと落とすイメージ」。今までは空振りかファウルだった外角球にも、この秋から対応できているのだ。
優勝旅行は3年ぶりでも、最多安打タイトルは12年内川(157本)13年長谷川(198本)14年中村(176本)と3年連続で輩出。「みんなで競争して取れればいい。いま一度、僕は中距離打者なんだと再認識したい」。中村まででも珍しい同一球団タイトルリレーを、4人目まで延ばすつもりだ。【石橋隆雄】
▼同一球団の異なる選手が3年連続で最多安打は巨人で56年川上哲治、57年与那嶺要、58年長嶋茂雄以来。主要打撃タイトルでは首位打者を横浜打者が3年連続(98年鈴木尚典、99年ローズ、00年金城龍彦)で取って以来。ソフトバンクでは最多勝を10年和田毅、11年ホールトン、12年摂津正と3年連続で取った例がある。主要タイトルの2リーグ分立後最長は広島投手の最多勝連続4年で、74年金城基泰、75年外木場義郎、76年池谷公二郎、77年高橋里志がそれぞれ獲得した。



