巨人小林誠司捕手(25)が、中日大島に一流の打撃を学ぶ。26日、母校広陵(広島)で行われた野球教室に広島野村、日本ハムのドラフト1位、有原航平投手(22)らと参加。広島市内の小学生226人に打撃を中心に指導した。来年1月6日からは、社会人時代に所属した日本生命のグラウンド(大阪・吹田市)で自主トレを行う。日本生命の先輩である大島も参加予定で、「大島さんは打ちとりにくい打者。簡単にアウトにならない。自分もいやらしい打者になりたい」と弟子入りを志願した。

 ルーキーイヤーの今季は63試合に出場するなど、シーズンを通して1軍の座を守った。ただ、「打撃がイマイチ」と、打率は2割5分5厘にとどまった。「右と左で違うと言いますけど、感覚や考え方、取り組みを聞いてみたい」とリセット。中日の安打製造機から、飛躍のヒントを盗む。