評価急上昇中の阪神ドラフト3位江越大賀外野手(21=駒大)が今度は対応力を見せつけた。初めてプロの投手と対戦し、前日にロングティーで140メートル場外弾を放ったパンチ力は1度封印。打撃投手を務めた岩貞がストライクゾーンに投じた22球中、半分の11球をヒットゾーンに運んだ。
「プロのピッチャーは全然違う。低めの直球のノビがすごい。自分の中で差し込まれた感じが多かった」
謙虚な言葉と打撃は明らかに違っていた。初球から3球続けてボール球が来た。バットは振らずに4球目。これまでの打撃投手とは比べものにならない速さの直球を、中前にライナーではじき返した。11本の安打はすべて強烈なゴロやライナー。一夜明けて見せた新しい一面に和田監督も「実戦向きという感じを受ける」とうなずいた。
激しい外野争い参戦へ、着々と準備を始めている。この日の最後には1人、マシンに向き合いバントを420球繰り返した。駒大では4番を打った男だが、不慣れな技にも必死に向き合う。「徐々に実戦も入ってくる。(プロの球の)感覚を早くつかめるようにやっていきたい」。第1クール走破で満足などしていられない。【松本航】



