社会人野球の七十七銀行は5日、宮城・富谷町の同社グラウンドで東北学院大(仙台6大学)と練習試合を行い、4-2で競り勝った。昨年の日本選手権でともに完投勝利を挙げた2投手が今季実戦初登板。ヤクルト、広島のスカウトも視察する中、先発の左腕相原和友(23)は5回を3安打1失点。8回から3番手で救援した右腕松崎達也(25)も1回を3人で抑えた。相原は「(昨年の)自信が過信にならないようにしたい。初戦から投げたい」と今季初公式戦のJABA長野大会(12日開幕)に照準を合わせている。

 打線は11安打4得点。上野尚文監督(43)は「(練習試合は)まだ3戦目。目先の結果ではなく、常に修正しながら経験を積み上げ、守り勝つ野球で(全国の)頂点を目指したい」と話した。