今秋ドラフトの目玉右腕、最速156キロの早大・有原航平投手(4年=広陵)が、プロ入りへの思いを口にした。9日、東京・東伏見の早大グラウンドで、故安部磯雄氏、故飛田穂洲氏の胸像お披露目セレモニーに出席。岡村猛監督(59)との話し合いはこれからで、プロ志望届を提出する日程は未定とした上で「プロの世界に行きたいと思って、レベルの高い大学でやってきた。プロに行きたいという目標は変わってないです」と言った。巨人、ヤクルト、日本ハムなどが1位候補に挙げるなど、10月23日のドラフトでは複数球団の1位競合が確実。5季ぶり優勝を目指すリーグ戦開幕が13日に迫り「自分の力で優勝したい。5勝は絶対条件。評価してもらうためにも、秋は頑張らないといけない」と引き締めた。