<プロ野球ドラフト会議>◇25日
光星学院の北條史也内野手(3年)が阪神の2位指名を受けた。
--阪神から2位指名
北條
1位指名が終わったところでこのまま呼ばれないんじゃないかと思いました。呼ばれた瞬間は頭が真っ白になるくらい緊張していて、何も考えられませんでした。ああいう感じになったのは初めてです。とにかく今は、ドラフトが終わってホッとしてます。
--大阪・堺出身。阪神は地元
北條
小さい頃からずっとテレビで見ていて、阪神に入りたいというのがありました。おじいちゃんとおばあちゃんが阪神ファンで、おじいちゃんには小さい頃「阪神に入ってくれたらうれしい」と言われていました。誰からも愛されて、応援される選手になりたいです。
--阪神の1位は甲子園でも対戦した大阪桐蔭・藤浪
北條
甲子園で対戦してジャパンでも一緒。プロで対戦したい部分もありました。1週間前にメールしたばかりで、まさかと思いました。その時はドラフトの前だったんで、ドラフトのことを話したんですけど、「藤浪はどうせ1位やろ?」って言ったら「まだ分からん」とかもったいぶってたんで、むかつきました(笑い)。藤浪は真面目だし、頼りになる部分はあるし、野球に対する姿勢で見習う部分もある。2人で頑張っていきたいです。あのボールを自分は夏打てなかったんで。あのまま、まだまだ進化されたら打てるバッターはあんまりいないと思います。
--同じ光星学院から田村がロッテ3位指名
北條
小さい頃から田村とは一緒にやってきて、プロで対戦したい思いはあります。小学校、中学校では全ての面で田村に負けていた。田村に追いつこうと努力してきて、ここまで来られたのも田村のおかげかなと思います。
--甲子園でのプレー
北條
自分は甲子園で結構結果を残せたんで、できるのはワクワクしてます。熱血なファンですから、中途半端なプレーはできない。とにかく自分は思いきってプレーするだけです。
--本職のショートには鳥谷がいる
北條
守備が本当にうまいので、勉強になると思う。他の選手も含めて、しっかりと見て盗んでいこうと思います。
--和田監督のイメージは
北條
小さい頃に見ていた選手。守備がうまいというイメージ。監督の期待を裏切らないようにやっていきたいです。
--夏の甲子園で打ったバックスクリーン弾の再現をファンも楽しみにしている
北條
木のバットになるし、芯に当たらないとそこまで飛ばない。レベルアップしてまた打てるようになりたいですね。(今は)バッティングより守備に自信があるし、3拍子そろっている部分をアピールしていきたい。