左ひじ痛に悩み今季4勝に終わったソフトバンク和田毅投手(28)に、球団が最大60日のFA日数を加算する「故障者特例措置」を適用した。17日、契約更改交渉を行い、その席で球団が和田に申請を済ませたことを伝えたもの。

 和田は今季開幕投手を務めたが、6月2日に左ひじ炎症のため出場選手登録を抹消された。その後3カ月の戦線離脱を経験したが、和田は6月上旬に渡米して受けた検査での関節造影剤が回復を遅らせる要因になったと主張していた。球団もその経緯を踏まえ、1軍登録99日だった和田に、60日分のFA日数を加算した模様。これにより、FA資格日数は7シーズンに到達、来季国内FA権を獲得することが可能となった。

 和田は「公傷が認められた。FA日数の加算を申請していると球団には言っていただいた」と話した。