楽天山崎武司内野手(41)が13日、契約更改交渉の日程が決まらないことに戸惑いを見せた。この日、宮城・多賀城市でイベントに参加。「(球団から)まだ連絡が来ないんだよね。年内には何かしらあると思うんだけど。保留したら越年?
そうなるかなあ」と複雑な胸中を明かした。今季39本塁打、107打点とともにリーグ2位の好成績を挙げ、球団初の2位躍進に貢献。笑顔の会見を心待ちにしていたが、予想外の事態に見舞われていた。
今季の推定年俸は1億8000万円。貢献度を考えれば、来季の2億超えは確実で、高年俸となれば下交渉の必要性も出てくる。それでも11月初旬から「下話とか、なかったんだよね。でもそのうち連絡をくれると思うよ」と余裕を見せていた。だがイベントの度に仙台には来るものの球団からの連絡はなく、仕事を終えては自宅のある名古屋へ戻る日々が繰り返された。
球団にも慎重にならざるを得ない事情がある。球団関係者は「山崎武、田中らは(時期が)遅くなると思う」と話していた。主砲として働いた山崎武と15勝を挙げた田中。攻守の両輪は査定ポイントも最上位だけに、金額設定にも時間をかける必要がある。さらに山崎武は来年11月で42歳を迎えるが、希望は複数年契約。年俸と年齢のバランスを考えた上で、納得させる条件をそろえてから提示する必要があるからだ。
25日前後には交渉の席が設けられる見込みだが、1発サインでなければ越年は必至。1月初旬に予定しているハワイ自主トレにも影響が出かねない。山崎武、球団ともに駆け込み交渉ながら、シーズン同様“1発”で決めたいところだ。【小松正明】



