西武藤田太陽投手（３１）が３日、西武ドームで契約更改交渉に臨み、１４００万円アップの２９００万円でサインした。今季は開幕からセットアッパーとしてフル回転。自己最多となる４８試合に登板してブルペンを支えた。ただ、ふくらはぎのケガなどの影響で後半戦に調子を落とし「ここまでできるとは思ってませんでした。でも後半戦はふくらはぎの影響で踏み込めなくなって。よくやったという気持ちと、情けない気持ちと半々です」と、倍近いアップにも満面の笑みとはいかなかった。
昇給分の使い道については「姉ちゃんのお墓を建てたい」と、今年２月にガンのため３７歳の若さで他界した姉陽子さんに思いをはせた。（金額は推定）
