全日本プロレスは27日、横浜市内の事務所で会見を開き、次期3冠ヘビー級選手権を5月21日の後楽園大会で開催すると発表した。

 25日のチャンピオンカーニバル(CC)最終戦で優勝した曙(45)が、王者潮崎豪(33)に挑戦する。CC優勝後に3冠ヘビー級王座への挑戦を表明した曙に対し、潮崎は、曙が持つ世界タッグへの挑戦を要求。曙が快諾し、3冠戦に先立ち、5月6日の後楽園大会で、曙、吉江の世界タッグ王者に、潮崎、宮原組が挑戦することになった。曙は「まず世界タッグのベルトを守って、その先の3冠をガチで取りに行きます」と宣言した。潮崎は「CCで決勝にも行けず、3冠王者としては情けない思いをしていたが、横綱が挑戦表明してくれて3冠王者として生きる道を与えられた。感謝の気持ちを込めて、3冠戦で横綱から3カウントを取りたい」と話した。