ボクシング高校3冠を誇る「ザ・ドリーム」こと片岡叶夢(とむ、18=大橋)が22日、東京・後楽園ホールでプロテスト(B級=6回戦)を受験した。
実技テストでは同門の日本スーパーフライ級13位の中垣龍汰朗(26=大橋)とのスパーリング(3分3回)やシャドーボクシング(1回)を披露した。
「(相手だった)ジムの先輩が強い方で、すごい緊張感があったけど、全部自分の持っているものをぶつける気持ちが強かった。そんなに緊張とかなくできた」と手応えを口にした。
3月に千葉・習志野高を卒業。あこがれの4団体統一スーパーバンタム級王者井上尚弥(32)が在籍する大橋ジムに所属した。3月24日にプロデビューを果たした兄でアマ6冠の「ザ・サンダー」雷斗(19)と同じ所属先となった。
身長171センチの左ボクサーファイターで、左ストレートと左ボディーを武器にする。長身と長いリーチを生かし、脚を使ったボクシングが基本スタイルだ。所属ジムの大橋秀行会長(61)もパンチの強さを評価する。
高校3年時、ジュノンボーイ・コンテストに初挑戦し、150人まで残った実績もあり、ルックスが連動した人気ボクサーとなる期待の声も挙がる。
スーパーフライ級かバンタム級を主戦場とし、対戦相手は未定だが、プロ初陣は6月10日、同ホールを予定。合格すれば兄との兄弟デビューとなる。大橋会長は「マスクもいい。井上(尚弥、拓真)兄弟のような世界チャンピオンになってほしい」と期待を寄せる。
将来的にスーパーフェザー級までの転向という5階級制覇も狙う目標を掲げる叶夢は「この先一緒に世界目指して戦っていく。しっかり置いていかれないように目の前の一戦一戦をしっかり勝っていきたい」と先を見据えた。
合否は23日に発表される。
◆片岡叶夢(かたおか・とむ)2008年(平20)1月29日、千葉県生まれ。4歳からキックボクシングを始め、小3から兄雷斗の影響でボクシングを開始。習志野高では全国高校総体や国民スポーツ大会で2度の優勝実績を持つ。アマ戦績は55勝4敗。家族は両親と兄3人、弟1人、妹2人。身長171センチの左ボクサーファイター。

