総合格闘家の石井慧(28)が8月31日、都内で会見し、40歳で引退した柔道の先輩・野村忠宏をねぎらった。

 「若さを保ちつつ、過酷な計量に耐えて、この年までやってきたのはすごい」と話した。

 柔道の計量はボクシングや総合格闘技とは違い、当日に行われるため「柔道の減量は一気落としができない。考え方も、やっていることもすごい」と話した。

 現役時代は、大先輩で会話したこともなく「練習場で『気持ち悪い』と言われたのが、唯一の言葉です」と笑った。最後に「1、2年したら試合に戻ってくる姿を見たい」と願望を口にした。