12年ロンドン五輪ミドル級金メダリストで、WBC世界同級5位の村田諒太(29=帝拳)が7日(日本時間8日)、米国デビュー戦を白星で飾った。

 ネバダ州ラスベガスのトーマス&マックセンターで、元世界ランカーのガナー・ジャクソン(29=ニュージーランド)と対戦。序盤に左右のボディーでペースをつかむと、その後は上下に強打を打ち分け、一方的に攻め込んだ。頭を下げてクリンチに逃げるジャクソンからダウンこそ奪えなかったが、3-0の判定(99-91、98-92、97-93)で勝利した。

 村田は「倒して勝ちたかった。情けない気持ちでいっぱい。頭を下げてくるのに対応できなかった。ふがいないし、もっと練習しないといけない」とコメントした。