メインイベントでRISE世界スーパーフライ級(-53キロ)王座戦3分5回延長1回が行われ、挑戦者の那須川龍心(20=TEAM TEPPEN)が延長判定3-0で王者の大﨑一貴(30=OISHI GYM)に競り勝った。6月に55キロ契約で行われたワンマッチで大﨑に延長判定負けしていた龍心は見事リベンジを果たし、初の世界王座を獲得した。

観戦していた兄のプロボクサー那須川天心も興奮。エプロンまで駆け上がってロープ越しに龍心と抱き合い、「思わず、ですね。リングには入ってないんで、ボクシング界的にはセーフですね。ギリギリで。そんぐらいうれしかったですね」と笑顔で説明した。

試合前、龍心に対して「お前が勝ったら俺も勝つ」とハッパを掛けていた天心は「やりましたね、リベンジ。まあ彼が勝たなかったら、僕の試合がなくなってたってことなんで。取りあえずステージが整ったってことで。良かった、あぶねー(笑い)」とジョークを飛ばし「良い刺激をもらえましたし、自分はこういう激闘にはならないと思いますので。しっかりと勝たせていただきたいと思います」と井上拓真戦に向けて上機嫌で話した。

天心は龍心の良かった点については「組み際ですよね。ぶつかった時に前は負けてたんで。そこをしっかり徹底的にやってきたんで。カブトムシのケンカみたいな感じ? 前はひっくり返されてたけど、今回はツノでしっかりやり返してた」と振り返っていた。