27日の仙台市内でのダブル世界戦調印式で、白井具志堅ジムの具志堅用高会長(60)がらしさを発揮した。

 WBC世界スーパーフライ級2位江藤光喜(27)が挑戦する、同級王者カルロス・クアドラス(27=メキシコ)の印象を聞かれてのこと。「きのうと雰囲気が違う。草履を履いている。この後作戦会議を開く」と答えた。寒さが増す中でビーチサンダル姿に着目していた。王者が計量後には「作戦はあしたまで言わない」と本気モード。「王者はよくしゃべる。強い選手はしゃべらない。逃げるか、荒いボクシングをしてくるのでは」と予想した。試合は28日にゼビオアリーナ仙台でゴングとなる。