8日に引退発表した元WWE世界ヘビー級王者ダニエル・ブライアンさん(34=米国)が、引退直前にWWEとの契約解除を話し合い、新日本と提携するROHに参戦することを希望していたと12日(日本時間13日)、米メディアが報じた。

 ブライアンさんはリング復帰を望みWWEマクマホン会長と契約解除の話し合いを続けたが、脳振とうからの復帰は無理と同会長に説得された。引退の1週間前に受けた検査の結果も悪く、引退を決断。最後の望みだった古巣の新日本やROH参戦も断念せざるを得なくなったという。(デーブ・レイブル通信員)