新日本プロレスの木谷高明オーナー(55)が3日、東京・大田区大会のリング上で3つの発表をした。

 1つ目は「ライオンズトライアル」という選手発掘プロジェクト。その一環としてROHから昨年8月から参戦しているマイケル・エルガンと2年契約。さらに新日本を退団し、フリーで参戦していた柴田勝頼とリング上で契約を交わした。

 2つ目は「ジュニアオールスター大会」でスーパーJカップの復活。8月21日に有明コロシアムでROH、CMLL、ノア、KAIENTAI DOJO、鈴木軍、ドラゴンゲート、ゼロワンなどが参加して開催される。

 3つ目は「タイガーマスク」アニメ化企画。新日本のレスラーが実名で登場し、国内だけでなく世界に配信予定という。

 木谷オーナーは、社長を務めるブシロードが親会社となった4年間で、経営基盤が整ったことを報告。昨年8月から今年1月の半期で過去最高の売り上げ(約17億円)を記録したことで「いよいよ新日本の成長へのセカンドステージに入った」と話した。また、柴田との契約について「やっぱり良い試合をしている。戦いの平均点が非常に高い。(提携した)アミューズの評価も非常に高い」と説明した。