ボクシングのIBF世界フェザー級4位細野悟(32=大橋)が4度目の世界挑戦を引き寄せる。

 10月3日のIBF同級挑戦者決定戦(後楽園ホール)に向け22日、横浜市内のジムでミット打ちなどのメニューを消化した。過去3度の世界戦は2敗1分けも、プロ32戦で勝利を逃したのはその3試合のみ。背水の陣で挑む一戦に「次負けたら終わりだと思ってやってきた。何としてもここを勝って、チャンスをつかみたい」と力を込めた。対戦相手の同3位バロス(アルゼンチン)は40勝(22KO)4敗1分けの実績を持つ元WBA王者。「バズーカ」の異名を持つ強打者は「出てくるし、かみ合うタイプ。自分にはテクニックはない。鍛えてきたパンチを思いっきりぶち込みます」と拳を握った。