東洋太平洋ヘビー級王者決定戦(14日、東京・後楽園ホール)でタイトル取りに挑む同級1位藤本京太郎(30=角海老宝石)が13日に都内で前日計量に臨み、103・0キロでパスした。

 対戦相手となる同級2位ウィリー・ナッシオ(30=オーストラリア)が118・8キロでパスするのを見届けると、「あの体で118キロというのは(筋肉が)詰まっているんでしょう。あのタイプは体つきは生まれ持っているものがある」と分析。4年前に唯一の黒星を喫したのが東洋太平洋タイトルマッチだっただけに「4年前を取り戻したい。時間が止まっているので、取り戻す気持ちが大きい」と決意の大きさをうかがわせた。