総合格闘技のRIZINは24日、都内のホテルで7月30日のさいたまスーパーアリーナ大会の主要カードを発表した。この大会から開催する男子のバンタム級トーナメントは、3カードが決定。

 元UFCの優勝候補、堀口恭司が初戦でいきなり所英男と対戦することになった。所は「堀口と対戦するというRIZINからのオファーにはすごく戸惑った。周りのみんなにも反対され、榊原代表と何度も話し合ったが、このGPを逃げないで戦おうと決めた。100人いたら99人が堀口が勝つというと思うが、その1勝を狙う。堀口に勝てる日本人はボクしかいないと信じて、7月30日、頑張ります」とコメントした。

 現DEEPバンタム級王者大塚隆史は、アンソニー・バーチャックと対戦。修斗の石橋佳大は、カリッド・タハと対戦する。また、ワンマッチでキック界の天才・那須川天心が、才賀紀左衛門と対戦。才賀が「天心とは昔からの付き合いだが、全力でどつき合いをして一番目立って勝ちたい」とコメントすると、那須川は「昔から世話になっているが、必ず倒して勝ちたい」と応じた。

 RIZIN参戦後2連敗と勝ち星がない山本美憂は、高田延彦統括本部長から、秋に始まる女子トーナメント出場への査定試合としてキャシー・ロブ戦が組まれた。山本は「デビューから2戦とも、タックルを決めてそれで終わっている。今回はその先まで決めて、初勝利を挙げたい」と意気込んだ。このほか、矢地祐介-北岡悟、KINGレイナ-レイディー・タバ戦も決まった。