WBA(世界ボクシング協会)世界ミドル級王座決定戦でロンドン五輪金メダリスト村田諒太(31=帝拳)が不可解な判定でアッサン・エンダム(33=フランス)に敗れた問題を受け、WBAのヒルベルト・ヘスス・メンドサ会長がルール改革に乗り出すことを宣言した。

 25日(日本時間26日)に本部のあるパナマで開いた記者会見で、従来3人だったジャッジに4人目を設けると明らかにした。

 まずは地域のタイトル戦で4番目のジャッジを設け、場合によってスーパーバイザーが採点結果を求めるようにする。判定に議論の余地がある時に両陣営が要求でき、スコアカードは引き分けの場合に使用されることになる。効果的だと判断された場合は世界タイトル戦にも適用していく。