米プロレス団体WWEは15日(日本時間16日)、主力選手やスタッフ陣ら裏方の大量解雇に合わせ、選手育成施設WWEパフォーマンスセンターで指導するケンドー・カシンら複数のコーチも同日付で解雇した。複数の米メディアが一斉に報じたもので、解雇されたのはカシンの他、セリーナ・ディーブ、クリス・ガイの3人。カシンは19年8月に正式契約を結んだばかりだった。

新型コロナウイルスの影響による減収で、WWEは毎月400万ドル(4億4000万円)の削減が求められており、選手だけでなく、リングアナウンサー、レフェリー、プロデューサー、本社スタッフも次々と解雇した。その中で強化&育成にもコストカットのメスが入ったようだ。米メディアは、WWEの今後の解雇人数が100人を超えるのではないかと報じている。