立ち技系格闘技K-1のエース魔裟斗(30=シルバーウルフ)が、年内で現役を引退する意向であることが3月31日、分かった。00年から参戦し、K-1中量級(70キロ以下)の世界王者として君臨。リング上だけでなくテレビや映画、CMなど幅広く活躍してきたが、年内の1~2試合で格闘家として完全燃焼する決意を固めた。トップファイターとして余力を残しているとみられるが、K-1のカリスマは太く短くという自らの美学を貫いてリングを去る。