<ハッスル:東京大会>◇25日◇東京・後楽園ホール◇観衆1970人

 ハッスルが、亡くなったノアの三沢光晴さん、大阪プロレスのレフェリーだったテッド・タナベさん(ともに享年46)の追悼テンカウントゴングを鳴らした。場内のスクリーンでは2人の姿が映し出され、リング上では「パンチ・ド・C」ことノアの志賀賢太郎が三沢さんの遺影を持った。場内放送で「ハッスル軍、高田モンスター軍とも一時休戦し、故人の功績をしのんで哀悼の意をささげます」と告げられると、娯楽性重視の興行もこのときばかりは厳粛なムードに包まれていた。