<プロボクシング:WBC世界バンタム級タイトルマッチ12回戦>◇18日◇神戸ワールド記念ホール

 チャンピオンの長谷川穂積(真正)が同級9位の挑戦者アルバロ・ペレス(ニカラグア)を4回2分38秒、TKOで退けて10連続防衛に成功した。

 国内での連続防衛の最多記録はライトフライ級の具志堅用高氏が持つ13度で、長谷川の10度目は歴代単独2位となった。5連続KO防衛も、具志堅氏が持つ6連続に次ぐ記録。

 長谷川は積極的に前に出てくる挑戦者の攻撃を冷静に見極めた。左ストレートでダウンを奪ったところで、レフェリーが試合を止めた。長谷川の戦績は30戦28勝(12KO)2敗。(共同)