31年ぶりに開催の大相撲パリ公演(13、14日)に向け、豊昇龍(27=立浪)と大の里(26=二所ノ関)の両横綱が11日にパリ市内で記者会見に臨み、豊昇龍は「お相撲さんとして、日本の文化として、しっかりやっていきたい。これが大相撲だというところをフランスの皆さんに見てもらいたい」と述べた。

5月の夏場所を豊昇龍は右太もも裏の負傷で途中休場し、大の里は左肩痛で全休。外国から招待されて行われる海外公演で、土俵入りなど横綱は欠かせない存在だ。大の里は「けがはだいぶ良くなってきている。少しでも興味を持ってもらって、日本に見に来てくれたらうれしい」と願った。

9日にパリ入りした豊昇龍は既に観光を楽しみ「素晴らしい国に来た」と笑顔。10日の現地入りで時差ぼけがあるという大の里は「観光や食事を楽しみ、公演に向けて頑張りたい」と話した。

会見には日仏メディアを合わせて10台以上のテレビカメラが集まり、注目度の高さをうかがわせた。海外公演は昨年10月のロンドン以来で、パリでは1986、95年に続いて3度目。約1万5000人を収容する会場で、幕内力士によるトーナメントを2日間実施する。

2班に分かれて現地入りした力士らは、パリ市内を観光するなどして過ごした。