<新日本:東京大会>◇11日◇東京・後楽園ホール◇1800人

 IWGPジュニア王者プリンス・デヴィットが初防衛に成功した。ノアの青木篤志を挑戦者に迎え、序盤から左腕を集中攻撃され、一時は苦境に立たされた。しかし雪崩式の岩石落とし固めを決めた後から王者がペースを握った。最後はリバース式ブラディサンデーの後、再びブラディサンデーで脳天から青木をマットにたたきつけ、18分37秒、片エビ固めでフォール勝ちした。試合後、デヴィットは「このIWGPジュニアのベルトに、新日本だけでなく、広く、全世界から挑戦者を募りたい」と意欲満々だった。