女子プロレスラー高橋奈苗(31=フリー)が6日、東京都台東区のシーザージムで記者会見を行い、格闘技デビュー戦となるシュートボクシング「Girls

 S-cup2010」(29日、グランドプリンスホテル赤坂)の対戦相手が風香(25)に決まったことを発表した。当初対戦を予定していたタイトル10冠、男子とも試合をする強豪ジャーメイン・ランダミン(22=オランダ)が参戦できなくなり、奈苗のカードは一度は宙に浮いた。SB協会としては「プロレスでの実績、知名度を考えれば、そこそこの相手を当てるわけにいかない」と試合の延期まで考えたが、2月にシュートボクシングを、3月には奈苗戦でプロレスを引退した風香が「一日限りのエキシビションマッチ」という条件付きで名乗りをあげた。思いもよらない選手の名乗りに、奈苗は「自分とSBの出会いは風香の試合で、SB練習に通うきっかけも風香だった。運命だったのかも」と話した。細かいルールなどは未定だが、2人ともエキシビションマッチ用ではなく、KOやケガの可能性が高くなる小さなグローブを希望。奈苗は「引退した身で特別にリングに上がるという気持ちは波大抵のものではないと思う。こっちも倒すつもりで」と、エキシビションマッチでは例外となるKO劇まで予告した。