<大日本:北海道大会>◇10日◇北海道・札幌テイセンホール◇798人

 関本大介(29)佐々木義人(28)が045邪猿気違’s(ゼロヨンゴ・ジャンキーズ)の葛西純(36=フリーダムズ)“黒天使”沼沢邪鬼(33)を下し、BJW認定タッグ王座を奪取した。ストロングスタイルで自分たちのプロレスを見せてきた2人だが、王者組はデスマッチを要求。両者折り合いはつかず、ハードコアマッチで対戦することになった。イスやスパナなどを使う王者組に佐々木が顔を真っ赤に染める大流血に追い込まれるなど、王者組の流れとなったが、挑戦者組は肉体だけでぶつかっていった。最後は佐々木のアルゼンチンコースター、イス攻撃、ラリアットと、1度だけイスを使ったものの、自分の肉体を信じた試合で勝利を収めた。佐々木は「イスはやられたから最後に使っただけ。ハードコアだろうが何だろうが負けられなかった」と胸を張り、関本は「あいつらには(デスマッチに対する)ポリシーがあるんだろうけど、オレたちにもポリシーはある。イスも凶器も必要ない。必ず自分たちの考えを貫き通す」と、今後もハードコア路線とは一戦を画することを宣言した。