新日本は12日、都内の事務所で両国大会の一夜明け会見を開いた。真壁刀義を倒してIWGPヘビー級新王者になった小島聡(フリー)が出席し、あらためて初防衛戦の相手に中邑真輔を指名した。中邑に勝った後藤洋央紀を推薦する新日本側に反発。「それ(後藤戦)は新日本の都合だろう。現チャンピオンは私なんで。後藤が中邑に勝ったとか、それはどうでもいい。今のおれにとっては(次は)中邑」。5年5カ月ぶりのベルト奪還の喜びもそこそこに、最後まで主張を貫いた。